立山黒部ジオパーク 高低差4000mロマン 立山黒部ジオパーク 高低差4000mロマン

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護摩堂の水中火山岩類

ごつごつした安山岩の角礫を含む層とその上に重なる凝灰質砂岩の層。およそ1600万年前、ユーラシア大陸の東端は引き裂かれ、現在の日本列島の形がつくられます。日本地質史の最大の事件,『日本海拡大』です。引き裂かれた大地の割れ目では激しい火山活動が起こりました。いくつもの火山が陸にも海底にもつくられ、そして崩れ、火山岩の角礫や砂が厚く堆積しました。この地層は富山県東部では福平層と呼ばれ、立山黒部ジオパークの丘陵地域に広く分布します。上市町護摩堂周辺では、この福平層をよく観察することができます。凝灰質砂岩から貝類、サメの歯化石が多産します。

  • 緯度:36.72509°
  • 経度:137.429523°
  • 標高:339m

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