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雄山神社前立社壇本殿

雄山神社は霊山立山を御神体と仰ぎ昔から立山信仰の中心となってきました。雄山頂上の峰(みね)本社(ほんしゃ)、芦峅(あしくら)寺(じ)(あしくらじ)の中宮祈願(きがん)殿(でん)、岩(いわ)峅(くら)寺(じ)の前立(まえだて)社壇(しゃだん)の3社をもって雄山神社です。前立社壇は3社の中で一番平野に近く、常願寺川が平野に出る扇頂部の河岸段丘の上に鎮座しています。立山の前に立つ社であることからその名で呼ばれています。本殿は室町時代の建築で神社本殿として北陸最大の規模です。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)の五間社流れ造りで、本殿の正面に6本の柱を用い、柱間(はしらま)が5つになることから五間社と呼ばれ、神社本殿のほとんどは1間や3間の流れ造りなので、大変珍しく立派な造りとなっています。前立社檀本殿は、1906年に国の重要文化財に指定されました。

  • 緯度:36.60771°
  • 経度:137.31468°
  • 標高:183m

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