立山黒部ジオパーク 高低差4000mロマン 立山黒部ジオパーク 高低差4000mロマン

ESD講演会動画「持続可能な地域づくりの担い手を育む教育」の公開 

 令和4年1月22日(土)に大正大学 浦崎太郎教授をお招きしご講演いただいた表題の件について、YouTube上に講演動画を公開いたしました。
 講演の演題は、『学校教育と立山黒部ジオパークとの接続』ー新学習指導要領が描く世界(小学校から高校へ)ーです。講演動画は全体で9本になります。

 動画をご覧になりたい方は下記URLにアクセスしいていただき、動画をご覧ください。
【URL】
https://tatekuro.jp/enjoy/videoLibrary.php 


浦崎先生、講演内容(前半抜粋)
 
新学習指導要領では、学習者視点に立って自分の興味・関心を尊重した学び方を掲げている。小中学校での総合的な学習の時間、高校の探求の時間は自分の興味・関心を大切にして、自分らしく学ぶカリキュラムである。
 教育をうまく進めるには、1いろいろなものに親しむこと、体験すること、2面白いなと思ったことを学び深めること、3自社会のために約立てること…この3つを上手に関わらせることが大切である。
 
 自分が世の中の活躍できるには自分と世の中が相思相愛でなければいけない。自分らしく生きるためには好きなモノやコトに出会い心惹かれて”恋”をしてその恋を成就させようと取り組むことが、活動の原動力になる。
 学びも同様で、自分が恋するもの(興味・関心のあるモノ・コト)に出会えれば、自然と探求を行い学びが深まっていく。無理やりふるさとの良さを示し強制的に学ばせなくても、心ときめくモノ・コトに出会えば、一人一人の子供や若者が主体的に好きなことに関わっていく。一人一人が良さを生かして社会に参加するようになれば、いろいろな活動の場を通して関わり合いながら学びを深め、ふるさと愛(愛郷心)は自然と育まれていく。
 学校教育、特に義務教育の小中学校ではカリキュラムに余裕がなく、自分の興味・関心を生かして学ぶことが難しい。学校で習ったことをベースに博物館や各種団体など地域で行われているプログラムに自由に参加させるようにすればよい。
 小中学校でよく遊び豊かな体験を行うことは、子供たちの感性を豊かにし自分の興味・関心のあるものを見つけていくきっかけになる。高校や大学では、探求の時間に好きなことをより深く学ぶことができるので、そのカリキュラムを大切にしたい。発達段階に合わせて、一人一人が自分の興味・関心に沿った学びを行うことで、自分が学びたい進路を決め、自立し社会へ参加・貢献していく若者に育っていく。
ジオパークや博物館での活動は子供たちの興味・関心を刺激し、学びを深める出会いの場となる。多様な出会いを提供できる場であり、学校教育と社会教育をつなぐサポートをして位置づくのがジオパークである。