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宇奈月の十字石

 宇奈月帯の十字石片岩中に見られる鉱物で、鉄やアルミニウムを含む十字型の結晶が特徴。十字石の主成分は酸化アルミニウム(アルミナ)です。アルミナは、熱帯地域の大陸のような風化が激しい場所で作られます。この十字石を含む岩石は変成岩で、もともと熱帯地域の海でアルミナを多く含む泥でできた堆積岩です。十字石は、約2.5億年前に南・北の中国大陸が衝突する場で泥岩が変成作用を受けることによって作られました。  肉眼で見える大きさの十字石が見られるのは、日本では宇奈月地域のみで、県の天然記念物と「富山県の鉱物」に指定されています。  なぜ日本には十字石が少ないのでしょうか。それは、日本列島の大部分はプレート境界の海でたまった堆積物で、宇奈月地域のような激しい風化を受けた大陸環境起源の地層がほとんどありません。また、大陸と大陸が衝突してできた変成岩作用も少ないからです。

  • 緯度:36.815031°
  • 経度:137.567571°
  • 標高:458m

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