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泥鰌池
安政5(1858)年の飛越地震による「鳶崩れ」によって、湯川がせき止められ幾つもの池ができました。その一つが今も残っている泥鰌池です。ドジョウが生息していそうな様子から名づけられたようですが(実際に生息していることが確認されています)、旧立山登山道「松尾峠」の直下に位置するため「松尾池」の別名もあります。湖面標高約1,315 m、長径約190 m、短径約110 m、最大水深2.3 m。立山温泉で働いていた人々は、魚のいなかったこの池にフナやドジョウ、ニジマスを放流し宿の食材にしました。放流されたフナやニジマスは自然繁殖して増え、これらの魚を求めて鳥や獣が集まり、今では様々な生き物が集う生命豊かな池となっています。木々に囲まれ新緑や紅葉が美しい池ですが、立山カルデラ内は関係者以外立ち入り禁止となっており、立山カルデラ砂防体験学習会に参加すれば訪れることができます。
- 緯度:36.55060795266999°
- 経度:137.5513336699753°
- 標高:1313m