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宮崎城跡

宮崎城跡は、朝日町にある県内で最も古い山城の一つで、富山県史跡に指定されています。平安時代の末に作られた山城で、越後国と越中国の国境近くにあり、東は親不知、西には黒部川扇状地を眺めることができます。標高249mの城山山頂にあり、平安時代末から前田氏が新川郡を領有し、境関所を設ける約400年間にわたり越後国からの侵入を監視・防御の役割をもちました。戦国時代になり新川郡が上杉氏の支配下になると、越中攻めの拠点としての役割を持ち、この時期に3つの曲輪を持つ宮崎城の形が整えられました。城跡は、第二次世界大戦中に陸軍部隊が一時駐屯し、その時に本丸の一部が削られ、堀を埋めるなど作り変えられました。源平合戦に関わった後白河法皇の孫の北陸宮の墳墓や木曾義仲とともに出陣した宮崎の豪族宮崎太郎長康公の供養塔が建立されています。

  • 緯度:36.9628884805564°
  • 経度:137.5858021715045°
  • 標高:249m

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